シンガポール企業開発のリゾートで地図のミスから「領有権争い」海軍艦艇を派遣 シンガポールとインドネシア
シンガポール企業が開発を行っているインドネシア領のリゾート地で危うく領土紛争勃発
あるリゾート地の地図がインドネシアの一部の島をシンガポール領に見えるように描かれた。その後、東南アジアの隣国間で論争が勃発した。
掲載したウェブサイトの失態を受けて、インドネシアが主権を行使するために国旗を立てる任務に乗り出した。一方、シンガポールは、プラウマニスの小島群に対する領有権を主張していないことを明確にした。
その不信感が今、シンガポールの南16キロの場所にある小さな島々に広がった。小島の集まりは「ファンタジーアイランド」のリゾート地図に青く示されており、シンガポールと同じ色だったのだ。
シンガポール外務省は5月31日、一連の報道に「深く困惑している」と述べ、緊張を和らげようとした。さらに、シンガポールはプラウマニスに対するインドネシアの主権に異議を唱えたこともなければ、島の領有権を主張したこともないと付け加えた。
だが、現地メディアの報道によると、そのころまでにはインドネシア軍の部隊が旗を立てるために島に派遣されていた。
その時にリゾートにいた観光客はとても驚いたでしょうね。
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| 問題になった FUNTASY ISLAND |
問題の原因となった地図
日本経済新聞より
地図のミスから「領有権争い」 シンガポールとインドネシア
掲載したウェブサイトの失態を受けて、インドネシアが主権を行使するために国旗を立てる任務に乗り出した。一方、シンガポールは、プラウマニスの小島群に対する領有権を主張していないことを明確にした。
折しも地域の緊張が高まっているときに勃発した奇妙な口論は、こじれることが多い両国の関係を浮き彫りにしている。両国間の貿易関係は強固で、シンガポールにとってインドネシアは金額ベースで4番目に大きい輸出先だが、互いに不信感を抱くことがままある。
その不信感が今、シンガポールの南16キロの場所にある小さな島々に広がった。小島の集まりは「ファンタジーアイランド」のリゾート地図に青く示されており、シンガポールと同じ色だったのだ。
リゾート開発業者による地図製作のミスはインドネシアのメディアと政治家の猛烈な反応を引き起こした。メディアや政治家は、シンガポールがこの明らかな領有権主張を行うのを思いとどまらせるべきだと警告した。
シンガポール外務省は5月31日、一連の報道に「深く困惑している」と述べ、緊張を和らげようとした。さらに、シンガポールはプラウマニスに対するインドネシアの主権に異議を唱えたこともなければ、島の領有権を主張したこともないと付け加えた。
だが、現地メディアの報道によると、そのころまでにはインドネシア軍の部隊が旗を立てるために島に派遣されていた。そしてこれが、シンガポールの評論家の怒りを招くことになった。
「またしてもインドネシアの空想だ」。引退したシンガポール外交官、ビラハリ・カウシカン氏はフェイスブックにこう投稿した。「インドネシアでは『真実』は完全に任意の概念であり、ゆえに『嘘』のコンセプトがほとんど存在しない」
隣接する両国は以前も衝突したことがある。インドネシアの元大統領はかつて、インドネシアの広大さと比べたら、シンガポールは地図上の「ただの赤い点」にすぎないと軽んじてみせた。
最近では、両国は、シンガポールの環境汚染を悪化させたインドネシアの森林火災をめぐって対立した。
もっと大きな緊張もある。中国と近隣諸国との軍拡競争が激しくなる中で、アジア、オセアニア地域の軍事支出は昨年、世界のどの地域より急激に増え、そのペースは戦争で荒廃した中東地域をも上回った。南シナ海を取り巻く国々は特に急激に軍事費を増やした。
論争を引き起こした地図は、それ以来、ファンタジーアイランドをシンガポールと異なる色で示すよう変更されている。リゾート地の運営会社ファンタジーアイランド・デベロップメントは本紙(フィナンシャル・タイムズ)に対し、図形は島の位置とシンガポールからの距離を示すことを意図した「ただのリゾート地図」だとし、「これらの島がシンガポールのものだと宣言したり、ほのめかしたりするつもりはない」と語った。


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